動物への主観とウニの保護とリターン2018/10

とある日…保護がありました。

でも、餌やりさんの反発でまた外に返さないといけない…という事件がおきました。

発信の場所でどうだったこうだったと言うと憎しみしか生みませんのでかなり控え気味でお伝えしますが…ネット上に公開した子なので、、、と言うかその前にグラビューに来た子は1匹たりとも公の場から隠すことが無いようにしていますので、そういうわけで返す事になったとお伝えします。

一時は私も感情で行動する熱血で熱心な愛護家でしたが、今は揉まれ揉まれてだいぶん冷静と言いましょうか…その場その場で暮らすものの幸せの形と運命があり、愛護家の考え方は余りに偏り過ぎ・やり過ぎ・執着し過ぎていると思うようになり…落ち着きました。

愛護家は可哀想と言いがちで、物事を悲しく可哀想く祭り上げあがちなんですね、実際。自分が関わっていないと互いに批判ばかりです。悲しいですがそれが愛護の世界。

冷静になったとは言え、私自身、他の保護施設に犬猫が持ち込まれると聞いたら「え?そこ大丈夫なん?」って思っちゃいますもん。かなり繋がりの深い仲の人の所でなければ。

そんな愛護の偏ったものの見方を象徴するように最近では譲渡のルールが「ちょっと、頭固過ぎひん?」と言うくらいガチガチになっていっているのはニュースなどでも取り上げられていますね。結局愛護家が里親さん離れを自分たちで起こし、ペットショップがまた盛り上がり、可哀想な犬猫の生産会社が儲けるという悪循環も愛護家が自ら巻き起こし…またペットショップに激怒して叩き上げを行うという…独り相撲を繰り広げていますね。

昔は私も、可哀想な飼われ方(大小ありけり)の子や保健所にいる子でより可哀想な境遇の子や…なにか話題性のある子を自分の価値観で何がなんでも自分の元へ一回引き出しケツを拭きたがりましたが…そんな人物が集まりがちな愛護の世界…そりゃ昔から愛護活動家達が手を取り合って大きな事を成し遂げるのも無理なのは当たり前だな、、、と諦めさえ覚えているのは私だけではないのではないでしょうか。

と言うわけでそんなバックヤードありきで、今の私は野良に対してこう思っています。↓

野良には野良の幸せがある!

 

大事に大事にペットとして飼われている子で何もかもが一定のレベルで満たされている子より

野良が餌を食べている時の方が感動すら味わっているような姿でご飯を食べていますし

餌やりさん登場に尻尾を上げて四方八方から集まる瞬間の野良ちゃん達から放たれるあのキラキラしたものに勝るものはありません。

あれだけ安価な餌や人間の食べ物を食べている野良猫が猫の病気の代名詞、下部尿路疾患にならなくて、病気に配慮した高い餌を食べても次々と疾患を起こすペット猫達。食べ物より科学的にはっきりと数値で出ない何かがあるのだと思います。精神的なものや運動量、太陽に光、自然の風、何かは分かりませんが、きっと猫は外で暮らすことが体の仕組みとしては理にかなっているのでしょう。

完璧過ぎるお家でただ時が流れるのを過ごすだけのペットは、刺激がなさ過ぎて常に気怠そうな…そして空腹状態まで行かない・運動量によって気持ちの良い空腹感が無い為に食への感動も薄く、大事にされているのに人生ならぬ猫生を諦めてしまったかの様な目をしている子もいます。

それに比べて野良達。冬の時期、夜の寒さに耐えた分だけ日中の日向ぼっこを心底気持ちよさそうに陽を浴びる猫。

危険を伴いながらも回る巡回や喧嘩をした時のアドレナリンが出た表情。胸を張ったその姿にこれぞ自己実現と思うわけです。人々が生まれてきたからには自分を試すために夢を持って世の中に羽ばたく瞬間と重なって見えて私にはしかたありません。リスクを伴いながら私も自分の夢を追いかけてきました。猫にとってはこれが人間の自己実現に値するのかなーって。

 

そんな野良達をむしろ私は幸せだとさえ思うのです!まさに猫本来の姿を謳歌している野良猫達!

しかし、その一方でたくさんの子達が命を落としたり不幸な状態を維持しながら生活を強いられているのは実際で、特に子猫においてはほとんどが命を落としているので、やはり私は保護活動を最前線の私の使命として続けて行きたいと思っています。

 

そんな訳で、返したくなかった訳ではありませんが、あまりにも餌やりさんが愛護活動をしている私を小馬鹿にするので腹が立ちました!

こう言えば負けを認めるだろうと言うような駆け引きみたいなやり取りと根拠がなさ過ぎる猫の行く末。

今まで通り、餌をもらった上に何かあれば病院に連れて行ってもらえるのは話した感触で伝わりましたが、施設から引き出すための薄っぺらい言葉の数々と私の発言への薄ら笑いと電話の後ろから聞こえる野次の声に、とても関わりたくない下品な人々だと思ってしまいました。

昔の熱血な私であれば、何がなんでもこの人達に渡したくない!と戦闘モードになったと思いますが、野良を否定しない今の私の悟りと、もっと救わないといけない子の問題の数々が私の目の前におびただしく連なっている事と、その人たちとディスカッションするに値しないと見下した事を理由に案外にあっさりと返しました。

施設に入れた子を返したのはこれで2回目。とても稀な事です。

さて、その子はどうしてやって来たかと言いますと…サポート会員さんからのSOSでやって来ました。

怪我を気にされてのレスキュー依頼でした。

プラスα、TNRされているこの子は地域の未去勢の雄猫から虐められてる事もあって、見るに耐えれないという事でした。

保護したてのにゃんの怪我のお世話。。。。人懐っこいかどうかもイマイチ不明…人懐っこくてもこんな場所に連れて来られて怪我した箇所に痛いことされたら嫌だよね〜。

「緊張からどんな反応をする事か…もしかしたら治療さえできないかも?」と不安がありましたが…

 

 

 

緊張すると固まる方のタイプなので助かりました(笑)施設名ウニ君と命名。

 

傷の方はこんな感じで…

後に、返して欲しいと言われた餌やりさん曰く獣医さんに既に見せていたそうで…肛門嚢の破裂だったと言う事で「そのままにしていれば自然と治る」と言われていたようです。

確かに言われてみれば、肛門嚢の破裂の箇所ですね。

でも、破裂時相当な痛みを生じ、破裂する体質の子は定期的に破裂するから肛門絞りをしなくてはいけないよね。。。。犬ではそのようによく耳にしますが猫ではどうなんでしょう??

 

とりあえず、ウチでは今は亡きコボちゃんの医療セットがちょうどウニ君の治療に合っていたのでお互い頑張り合って治療に励みました。

 

だいぶん、表情が和らいで来た頃…ウニ君のリターン決定。

 

傷もだいぶん良くなりました!

って、これじゃあ、無料の動物病院擬きだよ…汗

 

最後の仕事は餌やりさんの用意された洗濯ネットへ入れるという作業。

 

その後、依頼者さんからウニ君は元いたエリアでぷくぷく太って元気に暮らしているそうです。

どんな結果にせよ、ウニが精一杯命を全うして、少しでも気持ちよく楽しく痛くなく寒くなく苦しくなく生きていってくれればそれで良いです。

私じゃなくても、ウニは温かい目に見守られながら今日を生きている事でしょう。

幸せにね!ウニ!!!

 

 

 

 

 

 

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