保護予定だった子。
他にも数頭保護予定だった子たちがいる中の1匹でこの子だけが新参としてフッと現れた子でかなり弱っていたそうです。
前から相談だけは受けていて、なんやかんやで長引いてから捕獲の打ち合わせへとこぎつけました。
打ち合わせ時も弱っていましたが、相談を受けてから結構な期間が経っていてその間もご飯をしっかりもらっているという事は耳のしておりました。
打ち合わせに来ただけのその日…一応、軽く捕まえれるか試してみました。
弱っていながらもさすが猫。私もジャブ程度の意気込みだったのでスルリと交わされて「うん、動けてる。だし、相談受けた時よりかは元気になっているはずだ」とちょっと気になりつつも…帰ってしまい、その2日後に捕獲に来ました。
2/1でした。寒かったです。
夕方…と言っても、とっくにもう暗かったです。この子は駐車場で倒れて死んでいました。普通、猫ならこんな所で死なないというような箇所で死んでいました。
暗闇の中、絶対に警戒心の強い猫が横たわらない場所にあった黒い影が目に入った時、ハッと息を飲みました。心臓がドクッと。
きっと、自分でも死んだ瞬間が分からなかったんじゃいかな?それくらい寒さなどで意識が朦朧としていたんじゃないかな?って。
悔やみますよね。
個人活動していた前の自分ならあの日保護してたかなぁ。
後の用事が押しても、1回戻って準備してまた来て何時間でも張り込みしたかなぁ。
ごめん、ごめん、ごめん。
他の活動家さんへ連絡がいってたら君は死なずに済んだかもしれない。
到底追いつかない愛護活動に、無理をしないというのは続けて行く上で大切な事だけど…
情熱と冷静さの線引きをいつも間違ってしまってる気がする。
寒かったね。ごめんね。
死んでからこんな新品の布に包まれたって意味ないよね。ごめんね。
謝ったって、意味ないよね。ごめんね。
郷原様 いつもありがとうございます。2/1は他の日より寒い日でしたよね、、自分達の都合を優先してしまい、保護のご相談が遅れてしまったこと本当に申し訳なく思います。郷原様が日々のお忙しい活動の中で精一杯真摯に対応して下さったこと、私達家族は本当に本当に有り難く感謝しております。
この子は他の子より小さかった分、ご飯を食べてても体力はギリギリの状態だったんですね、私も油断してました、、。最後にきれいな温かい毛布に大切に包んで下さってありがとうございました。
コメントありがとうございます。
誰のせいでもないのに掘り下げてしまい申し訳ございません。
悔やんでもあの子の命は返ってきませんが、しっかりと反省して後悔が少ないように進んでいきたいと思います。
せめても、ここで書く事により私なりの葬り方と考えております。大切に書いたつもりです。
成仏してくれたと信じたいです。