まさお
エイズキャリア陽性。お鼻フガフガ言います。前足1本切断。耳カット有り。
昔からかなり大人しく静かな子で意識しないと居ないと思えてしまうくらい静かにしています。
怖がりさんですがかなりの弟分気質
とにかく猫が好きですが、最初少し猫見知りもします。
ナヨナヨっとした姿が猫マニアの心を揺さぶりまくります!!困った顔での上目遣いは天下一品!
多頭のご自宅で弟としてアイドルになる予定!!猫と一緒に戯れている内に時間をかけて飼い主さんにも心を開くタイプです。人間さんだけだと難易度上がります。他のにゃんの雰囲気に流されてどさくさに紛れながらやっと触れるようになりました。
愛おしのまさお。里親様募集の解禁です!
とびきり怖がりさんだったまさお君ですが指を差し出すとクンクンクン…
しかし、コレはおやつを貰える期待から。
食いしん坊まさおとびびりんちょまさおが心の中では戦っております。
簡単には触らせてくれないまさおの弱みは食いしん坊なところ。
見つめられるとカチーンと固まってしまうまさおくん。
怖がりさんであればあるほど、甘えんぼさんが多いですが…まさおはまさにそのままです。
とにかく猫に甘える弟分。
猫にさえも、最初は猫見知りしますが慣れると仲良しさんと言うより、随所に弟感がナチュラルに出る男ですw
争い事が嫌いで平和を好みます。反撃なんて絶対しない男です。
まさおの偉い所は空気を読まずに自分から甘えにいくことはしないので、兄貴分・姉御肌な子が面倒見の良い所を見せた隙をうまく入っていきます。
なので、構ってくれるなタイプの猫の所には付かず離れずの絶妙なポジションを上手に使い分けます。
とは言え、まさおのプロの様な弟気質にいつしかどんな猫もまさおを我が弟の様に愛しみだすので面白いです。
人間目線でも、猫目線でも、まさおから溢れ出ているナヨナヨなオーラはどうやら変わらないようです。
甘えているまさおが幸せそうなのは当たり前ですが、反対にまさおをグルーミングしてあげている猫の方もまさおに負けないくらい幸せそうなんです。
結果的にまさおの手玉に取られた猫はまるで赤ちゃんを抱きしめておっぱいを与えている母の様な幸せいっぱいな様子でまさおを愛しんでおられます(笑)
そんなまさおくんですが、エイズという事で里子対象に外れ暫く代表宅で飼われていました。
そんなある時、他の子の脱走について行ってしまいなかなか捕まらず家の周りで自由気ままに過ごしていたのですが…暫くして姿を現さなくなってしまいました。
次に姿を見せた時には既に足が一本ない状態でした。
家の付近では過去にも足が一本ない子が発見されており、トラバサミでの負傷は明らかでした。
あれだけの怖がりで、一切触らなかったまさお。
人の手が触れた瞬間に、脳で判断するよりも体が先に反応して飛び跳ねて逃げるほど怖がりさんが身に付いていたまさおですが…
再会を果たしたその時は玄関で待ち、代表の姿を見るや否や感動したような声をあげて鳴きながら近寄って来ました。どうやら長い時間玄関前で待っていたようです。
猫からの愛情表現は様々なだけで、触らせないから愛してないとか、怖がるから仲間じゃないとかではなく
彼の中で私は仲間であり家族であり、私は彼なりに愛されていたんだなぁ〜っと思いました。
数週間トラバサミに拘束されていたと思われるまさお。(トラバサミは肉が腐れば解放されます。運が良ければ止血状態にもなるので足を失う代わりに命は奪われない場合もあり)
流石にかなり衰弱していました。
痛みに耐え、雨にあたり、野生動物の気配に怯える中、私たちの元へと帰りたいと必死に願った日々を想像すると胸が張り裂けそうになります。
肉が腐り、トラバサミから離れれ、不自由な体で家へと懸命に向かったまさおを思うと胸が張り裂けるどころではない気持ちです。
この時ばかりは、あっさり捕まり、療養中は撫でさせてまでくれました。
何はともあれ仲間との再会を果たしたまさお。
仲間のほとんどがエイズで施設の諸事情により、家から施設に移動していて、場所が変わっての再会でしたが、それはそれはまさおはにゃんこらにゃんこらと喜んでいました。
実はみんなが施設へ移動の時、まさおは鳴いて追いかけていたんですよね。でも、私に捕まるのが怖くて一緒に移動する事が出来なかったんです。
それから少し落ち着くと、前より怖がりさんに拍車がかかった性格の様な感じもしましたが…
とりあえず、入れ替わりのある施設のメンバー達とはゆっくりと時間を重ねて距離を縮めては、さよならを繰り返えさなくてはいけない生活を、今はしています。
兄貴、姉御がまさおの中で見つかっていない期間はそれはそれで、1人まったりしている男です。
まったりマロ系。まさおが居ると室内はマシュマロみたいに柔らかい空気になります。
そんなまさおにもとうとう、転機がやって来ました。
他の甘えん坊さんにゃんこに洗脳されて来て…
おやつタイムなどで、わちゃわちゃしてテンションが上がった雰囲気に呑まれついつい…
まさおのお部屋の担当スタッフさんにうっかり身も心も許してしまい…
開花してしまいました!
どれだけ人とのボディタッチコミュニケーションの喜びを覚えたとて、他の人には今はまだ触らせません。担当スタッフさんだけです。
しかし、これが真の甘えん坊さんの真髄。
その壁は厚く高い分、心を許した人に甘え出すとそりゃ、もう。
動画はカメラに撮られているという事でかなり緊張気味です。
担当スタッフさんでも1年かかりましたが、一度この様になれば、次の開花はもっと早いと思われます。
足の長さはこんな感じ。剥き出しだった骨も綺麗に抜けて傷も綺麗におさまりました。
足を突いて歩くと問題ですが…上手にケンケンで歩いていて今後足についての治療は今のところないです。
お鼻のフガフガは保護猫ではよくある事なのでご愛嬌で。
エイズは口を酸っぱくして世に発信していますがペットであればさほど気にされる事はないでしょう。
かがめないのでご飯はこの体勢だけど、こちらもご愛嬌という事で。
尻尾はお団子で曲がっていて、いつもお尻を見せた状態がマヌケで可愛いです。
基本フォルムは丸くてダルマさん体系。
マシュマロな雰囲気なまちゃお。チョコレートたっぷりつけて食べちゃいたいくらい愛くるしい奴です。
怖がりのくせに「まちゃお!おやつあげるよぉ〜」とおやつをあげるフリをすれば、まんまと騙されてひょこひょことやってくる純粋ボーイ。
緊張しちゃうけど、食べたい気持ちがギリギリ勝つ悩めるボーイ。
足を失う前から走る事もなくウロウロする事もないちょー静かな子でたまに出す鳴き声もちょー小さくて、基本この様なツチノコスタイルで寛ぐのが1番好きな様ですが…
ご機嫌さんがピークの時はこうやってお腹を見せてゴロゴロと。
とにかくコロコロっとしたおとなしい子です。足を失った事は関係なく激しく動く事が元々ありません。
多頭飼いさん宅、または食いしん坊さんをうまく使って、ゆっくりまさおの芯の部分の甘えん坊を引き出して下さるご家庭様をお待ちしております!
お問い合わせお気軽に!
メール grabeau-heart@me.com
LINE hiromigoubara
・Felv,FlV陰性。不妊手術済み。対内外害虫駆除済み。
・過去の病歴 猫ヘルペス風邪
里親希望者さまへ。
まさおを含めたくさんの犬猫たちが、卒業猫の里親様の募金や日頃から応援してくださっているみなさまからのご厚意で今の生活を送らせて頂いております。
過去の里親さまのお陰でまさお達は生きています。
まさおの後輩になる子達へ次のバトンを託す為
幸せの連鎖を引き継いでいただくようご協力をお願い致します。

この記事へのコメントはありません。